本日ご紹介するのはこちら。

カメです。
そうです、クサガメのベイビーです。
でも、ただのクサガメではございません。
実はアルビノの遺伝子が入っている可能性があるんです。
商品名は「クサガメ 66%アルビノヘテロ」と言います。
遺伝の法則(メンデルの法則)やアルビノ作出に詳しい方ならどういったものかお分かりかと思います。
ここでは詳細は割愛してざっくりご紹介します。
気になる方は「メンデルの法則 アルビノ」で検索してみてください。
で、ざっくり言いますと、アルビノヘテロとは、見た目がアルビノではないがアルビノの遺伝子が入っている個体のことです。
そして、アルビノヘテロ同士を掛け合わせると25%の確率でアルビノが産まれ、残りの75%が非アルビノ(ノーマル表現)になります。
その非アルビノのうち、66%がアルビノの遺伝子が入ったアルビノヘテロになります。
アルビノ同士の掛け合わせではほぼ100%アルビノ個体が産まれるのになぜこのような交配をするのか…
それはアルビノ個体は虚弱で繁殖が難しい面があること、そしてクサガメに関しては流通量が少なくとびきり高価(市場価格数十万!)であるためです。
つまり、アルビノと比較すると断然安価なアルビノヘテロで繁殖した方が量的にもコスト的にも有利と言うわけです。
もうわかりましたね?
66%アルビノヘテロの存在価値…
それはアルビノ作出のための親になる、ということです。
さて、もう一度商品名を見てみましょう。
「クサガメ 66%アルビノヘテロ」
なぜそう呼ぶか。
75%の非アルビノのうち66%がアルビノの遺伝子を持つアルビノヘテロだと言いました。
しかし、アルビノの遺伝子を持ってるかどうかを外見で確実に判断する方法がありません。
そのため「66%の確立でアルビノ遺伝子を持っている個体」という意味でこのような商品名になっています。
でも実は外見上、普通のクサガメとはあきらかに違った色味の個体が出ます。
黒色の色素が減退するハイポメラニスティック(通称「ハイポ」)という表現を持つ個体です。
そして、ハイポ個体はアルビノの遺伝子が入っている可能性が高そうだ、と勝手に考えています。
あくまでも勝手にです(笑)
今回入荷したものははっきりハイポと呼べるほど色が抜けているわけではございません。
ただあきらかに色が薄いです。
冒頭の画像も実は上の個体はノーマルで、下の個体が66%アルビノヘテロです。
そして、成長に伴いまだまだ色が抜けてくるという話です。


左:66%アルビノヘテロ 右:ノーマル
いかがでしょうか?
あきらかに色が薄いでしょ?
実際、繁殖に使わずとも十分な観賞価値があります。
今回はこんな感じの個体が少量入荷しました。
普通のクサガメと比べると数倍高価です。
しかし現状流通量は少ないです。
同じミズガメの人気種であるアカミミガメ(通称ミドリガメ)は販売や飼育が禁止される方向です。
アカミミガメのアルビノやアルティメットパラドックスという人気の色変異種も販売できなくなるようです。
そしてそれに代わるのがクサガメのアルビノやハイポだろうと考えています。
クサガメは固有種であるため飼育禁止となることもないですし、アカミミガメほど大きくらないので飼育もしやすいです。
今回入荷したベイビーたちも3年くらいで繁殖可能となります。
みなさん、アルビノクサガメの繁殖を始めてみませんか?
by KINO

カメです。
そうです、クサガメのベイビーです。
でも、ただのクサガメではございません。
実はアルビノの遺伝子が入っている可能性があるんです。
商品名は「クサガメ 66%アルビノヘテロ」と言います。
遺伝の法則(メンデルの法則)やアルビノ作出に詳しい方ならどういったものかお分かりかと思います。
ここでは詳細は割愛してざっくりご紹介します。
気になる方は「メンデルの法則 アルビノ」で検索してみてください。
で、ざっくり言いますと、アルビノヘテロとは、見た目がアルビノではないがアルビノの遺伝子が入っている個体のことです。
そして、アルビノヘテロ同士を掛け合わせると25%の確率でアルビノが産まれ、残りの75%が非アルビノ(ノーマル表現)になります。
その非アルビノのうち、66%がアルビノの遺伝子が入ったアルビノヘテロになります。
アルビノ同士の掛け合わせではほぼ100%アルビノ個体が産まれるのになぜこのような交配をするのか…
それはアルビノ個体は虚弱で繁殖が難しい面があること、そしてクサガメに関しては流通量が少なくとびきり高価(市場価格数十万!)であるためです。
つまり、アルビノと比較すると断然安価なアルビノヘテロで繁殖した方が量的にもコスト的にも有利と言うわけです。
もうわかりましたね?
66%アルビノヘテロの存在価値…
それはアルビノ作出のための親になる、ということです。
さて、もう一度商品名を見てみましょう。
「クサガメ 66%アルビノヘテロ」
なぜそう呼ぶか。
75%の非アルビノのうち66%がアルビノの遺伝子を持つアルビノヘテロだと言いました。
しかし、アルビノの遺伝子を持ってるかどうかを外見で確実に判断する方法がありません。
そのため「66%の確立でアルビノ遺伝子を持っている個体」という意味でこのような商品名になっています。
でも実は外見上、普通のクサガメとはあきらかに違った色味の個体が出ます。
黒色の色素が減退するハイポメラニスティック(通称「ハイポ」)という表現を持つ個体です。
そして、ハイポ個体はアルビノの遺伝子が入っている可能性が高そうだ、と勝手に考えています。
あくまでも勝手にです(笑)
今回入荷したものははっきりハイポと呼べるほど色が抜けているわけではございません。
ただあきらかに色が薄いです。
冒頭の画像も実は上の個体はノーマルで、下の個体が66%アルビノヘテロです。
そして、成長に伴いまだまだ色が抜けてくるという話です。


左:66%アルビノヘテロ 右:ノーマル
いかがでしょうか?
あきらかに色が薄いでしょ?
実際、繁殖に使わずとも十分な観賞価値があります。
今回はこんな感じの個体が少量入荷しました。
普通のクサガメと比べると数倍高価です。
しかし現状流通量は少ないです。
同じミズガメの人気種であるアカミミガメ(通称ミドリガメ)は販売や飼育が禁止される方向です。
アカミミガメのアルビノやアルティメットパラドックスという人気の色変異種も販売できなくなるようです。
そしてそれに代わるのがクサガメのアルビノやハイポだろうと考えています。
クサガメは固有種であるため飼育禁止となることもないですし、アカミミガメほど大きくらないので飼育もしやすいです。
今回入荷したベイビーたちも3年くらいで繁殖可能となります。
みなさん、アルビノクサガメの繁殖を始めてみませんか?
by KINO